BNLS注射をした後にタバコで一服したい気分になったら?

タバコが好きで仕方ない人にとっては、吸えないというのは辛いことですよね。

BNLS注射をする場合は、どのくらいタバコを我慢すればいいのでしょうか。そして、もし喫煙してしまったらどんなことが起こるのでしょう。リスクについて探ってみました。

BNLS注射を打ってどれくらいで喫煙してもいいの?

BNLS直後の腫れなど個人差がありますが、喫煙可能になるまでの日数に違いはあります。

少なくとも当日の喫煙は避ける必要があります。

また、腫れが続いている時は控えると良いでしょう。

ただし腫れが引いてタバコを吸っても良くなったからといって、たくさん吸うのはNGです。あくまで嗜む程度にとどめておいたほうが無難です。
後で詳しく説明しますが、喫煙した方がBNLS注射の効果を高めることができるのです。

BNLS注射をする場合はたいてい、3回程度の施術が一般的です。1回目の施術から7日以上間隔をあける事を考えると、最短でも3週間は腫れたり引いたりの繰り返しです。
最低でも3週間はタバコは嗜む程度にしておく必要があるということですね。

完全に喫煙するのは辛いという方もいて、喫煙が絶対ダメというわけではありませんが、今までヘビースモーカーだった人の場合は多少減らす必要があると言えるでしょう。

BNLS注射後当日は禁煙!腫れが引いたらたしなむ程度で控えめに。

腫れている時にタバコがNGなのはなぜ?

ニコチンが免疫力を低下=腫れやすくなる

BNLS注射により速やかに脂肪を排出させるためには、代謝を促す事と酸化物質を排除する事が必要です。
喫煙はニコチン・一酸化炭素・一酸化窒素が治療部分の老廃物排出を滞らせることから、細菌感染のリスクや膿を悪化させてしまう危険性もあります。
ニコチンは酸化物質をたくさん作り出してしまうので、結果的に免疫力も下がってしまい細菌感染を起こしやすくしてしまいます。

すなわち、早く腫れを引かせて効率よく脂肪を流し出したいのに、タバコを吸うことで逆効果となってしまうのです。
顔やせ効果を十分に高めたいのであれば喫煙をおすすめします。

血流が悪くなる=腫れを長引かせる

タバコを吸う事で血流が悪くなると治療後の腫れた部分で細菌が増えやすくなってしまいます。

また、ニコチンは喫煙の直後に交感神経を興奮状態にさせ、酸素消費量が増加し、血管を一気に収縮させるため血液循環で酸素をたくさん必要とします。
しかし、タバコの煙に含まれている一酸化炭素は体内のヘモグロビンが酸素と結合するのを妨げるため、体内に十分な量の酸素が行き渡らず、酸欠状態になってしまいます。
この流れにより結果的に体内の老廃物や二酸化炭素を体外へ排出する働きが鈍ってしまうのです。

こうして上手く代謝が行われないと、治療部分の腫れも長引く原因になってしまいます。

せっかくダウンタイムがほとんどないBNLS注射でも、喫煙によってはダウンタイムが長引いてしまうリスクが高まるということを意識しておいてくださいね。

BNLS注射後の喫煙により感染症やダウンタイムが長引く恐れあり

BNLS注射後の喫煙まとめ

以上の理由から、喫煙は生活にはもちろん、プチ整形やBNLS注射にも悪影響を及ぼすという事を良く知っておいてください。

美容外科全般の治療においても同様です。タバコの煙に含まれる有害物質が原因で、腫れを長引かせたり悪化させる原因となりますので施術を受ける際は禁煙を心がけておきましょう。

タバコを吸いたい気持ちもわかりますが、せっかく受けたBNLS注射の効果が薄れたり、腫れがなかなか治まらなかったりすれば心配ですよね。
これでは本来のBNLSの効果がよくわからなくなりますし、ちょっともったいないですよね。

BNLS注射は3回受けたとして、最短3週間で施術が終わりますので、その期間は禁煙が必要があることを覚えておいてくださいね。

  • 当日のタバコは控える
  • むやみに喫煙しない
  • 喫煙のリスクを知る
  • 充分な小顔効果のためには控える心がけを