ボックスとBNLS注射。どちらも切らずに小顔効果や部分痩せが叶う脂肪溶解注射として人気があります。そこで今回は、ボトックスとBNLS注射ではどちらが小顔効果があるのかについて比較してみました。

またBNLS注射をボトックスとの同時打ちについてや効果持続の違いなどについても触れていきますのでぜひ一読くださいね。

ボトックスとBNLSについて知りたい疑問

  • ボトックスとBNLS注射の違いとは?
  • 小顔になるにはエラボトかBNLSか?
  • 小鼻に効くのはどっち?
  • BNLS注射と併用できる?
  • ボトックスとBNLS効果持続について
  • ボトックス注射の安全性・注意点

ボトックスとBNLS注射の違いは?

▶BNLS注射は脂肪に作用 ▶ボトックスは筋肉に作用

いろいろある小顔治療のなかでも骨切り整形や脂肪吸引せずに、注射で手軽に顔やせしたい!という女性が多く、人気沸騰中のBNLS注射とボトックス注射。
脂肪溶解注射の一種であるBNLS注射や輪郭注射は腫れが少なく初めてでも試しやすい施術です。そしてエラボトックス施術もダウンタイムが比較的少なく痛みもほとんどないので希望される方も多いようです。

実はこの2つ、作用する部分が違うので症状やなりたい顔のシルエットによってきちんと使いわける必要があるのです!
顔が大きい理由は、骨格、筋肉、脂肪、むくみ、たるみなど一人一人の原因はさまざま。きちんと悩み症状と向き合うことで最適な治療法が見つかります。どういう施術をすれば小顔になれるのかをよく知ることがまず大切です。
知らなかったでは、理想のフェイスラインが叶わないかもしれませんのでよーく読んで知っておいてくださいね。

BNLS注射とは?

BNLS注射とは、植物から抽出した成分を主成分とした脂肪溶解注射のことです。
脂肪や老廃物を排出して顔やせが実現できます。植物成分なので腫れや痛みも少なく、効果が最短3日で出るのも人気の理由です。マロニエの成分などがリンパの流れを促進し、むくみにも効果を発揮します。1回の施術よりも2回3回受けることで効果を半永久的に持続することができるのもメリットの一つです。

ボトックスとは?

ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種を主成分とした注射のことです。筋肉に注射することで筋肉の動きを僅かに麻痺させることにより筋肉自体を細くすることで顔痩せができる治療です。治療後3日位に徐々に効果が出てきて、1週間から3週間程度で実感できる方がほとんどです。1回で長期間(半年以上)持続出来ることや、腫れなどのダウンタイムがほとんど出ないというメリットがあります。

小顔になるにはエラボト?それともBNLS?

▶エラ張りならエラボト ▶脂肪太りならBNLS

エラが張っているとは、医学的には咬筋という噛む筋肉が張っている状態のことです。エラ張りの原因である筋肉を弛緩することでほっそりさせるならボトックスが効果的です。エラが張ってベース顔に悩んでいる方などは、エラボトックス(咬筋ボトックス)がおすすめです。
筋肉はあまり発達していなくて、ほほのお肉が指で大きくつまめるくらいある方、パンパンの丸顔に悩んでいる方などの場合は脂肪細胞を壊して排出するBNLS注射が向いています。
ご自身のタイプがエラ張りなのか、脂肪太りなのかわからない場合はクリニックでの相談や無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

小鼻に効くのはどっち?

▶鼻の穴の広がりにはボトックス ▶団子鼻にはBNLS

顔の中心に位置する鼻。美人な顔立ちの鼻の特徴とは主張しすぎず小さすぎず、大きすぎないことが条件だと言えます。
鼻に関する悩みは、目の悩みと並び多いものです。
特に、小鼻にを小さくする整形については鼻の悩みではダントツ多いと言います。
メスを入れずにコンプレックスを取り除くための方法として人気がある「小鼻ボトックス」と「鼻のBNLS注射」についてどっちが効果的か調べてみました。

広がる小鼻を抑えたい

笑った時に広がってしまう小鼻や、鼻の穴が大きく見えると恥ずかしいという方には「ボトックス」が有効です。
ボトックスによって筋肉の動きを抑えて、笑ったときに小鼻が大きく見えてしまうのを抑えます。
鼻孔開大筋という鼻の穴を大きく開く筋肉の動きを抑えることで小鼻の張り出しを防ぎます。
また、鼻翼挙筋という小鼻を外側に引っ張る筋肉の働きも抑えてあげることで小鼻を広がりにくくします。鼻の穴が広がってしまうといった悩みにも適していますよ。
ボトックスの効果は1週間から3週間で実感し、3~6か月効果が持続します。

小鼻の丸みがコンプレックス

小鼻の丸みが気になる、団子鼻がコンプレックスという方は、鼻翼縮小整形で小鼻の幅を狭くして小鼻全体を小さくすることが最善の方法です。
しかし、プチ整形のBNLS注射でも小鼻の丸みや張り出しを改善することができます。
天然成分の脂肪溶解注射であれば、1週間ごとに3回ほど行うと効果的です。
注射で小鼻の厚みを小さくする脂肪溶解注射(BNLS注射)があります。
BNLSは輪郭注射と言われるもので、もともとフェイスラインをすっきりさせて小顔にする人気の治療ですが、小鼻に注射することでも効果を出すことが可能です。
BNLSは1~2週間おきくらいに3回打つと効果が期待できます。
手術するのが怖いけれど、小鼻を少しでも目立ちにくくさせたいならBNLSはコンプレックスだった鼻先もすっきりさせることができますよ。
ただし、小鼻のBNLS注射は他の部位に比べて痛みが出やすいです。
そこで、BNLSより効果が出やすいBNLSneoを選ばれると、注射本数も抑えられるのでおすすめです。
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また、笑気ガスや極細針マイクロカニューレなどのオプションを選ぶことで痛みを最小限まで減らすことが可能です。

BNLS注入量の目安は?

小鼻1~3㏄、鼻先2~4cc、鼻全体3~7ccが1回の目安となっています。これを3回程度打つことが理想的です。

BNLS注射と併用できる??

▶同時打ちが可能です

小顔にするためにどういった施術が最善の策かは人それぞれ。メスを入れずにプチ整形だけでも上手く組み合わせを行うことでより効率的に小顔になれますよ。

クリニックのカウンセリングでは、皮下脂肪を減らした方が良いのか、エラの筋肉を減らした方が良いのか、など実際に診察の上アドバイスをもらえるので施術においても心配ないですね。
では、BNLS注射とボトックスを併用したらどういった効果が得られるのか?写真から考察していきます!

エラボト+BNLS症例


(品川美容外科のアウトライン小顔注射+プチ小顔術エラボト+美肌アモーレ)
BNLSの効果で頬と頬上の脂肪が減ってすっきりしました。強力ボトックスの効果でエラ部分のフェイスラインがすっきりして可愛らしい小顔になりました。フェイスラインが整ったことで美人オーラが感じられますね!さらに、美肌リフトアップ効果のある施術で肌の透明感や若々しさも出ました。
ダイエットしても顔のお肉が落ちない方、顔だけすぐ太る!腫れずに簡単な方法で小顔にしたい方には組み合わせ注射がおすすめです。

小鼻ボトックス+鼻BNLS症例


(加藤クリニックの小鼻ボトックス+BNLS)
鼻頭にBNLS注射1㏄を3回と、初回時に小鼻ボトックス注射も同時打ちされました。写真は3回目のBNLS注射から7日後、ボトックス注射は1ヶ月後のものです。鼻頭の丸みが小さくなっているのがわかります。小鼻のふくらみも引き締まって鼻の大きさ自体が小さくなっています。切り抜き写真ではあまり変化はわからないかもしれませんが、実際の顔全体のイメージは鼻数ミリの縮小でも十分に感じられますよ。

ボトックスとBNLS効果持続について

ボトックスの効果は約1~3週間後くらいから効いてきて、その後約半年持続すると言われています。
一方、BNLSの効果は1回目の注射の約3日後から効いてきて、平均3回ほど注射します。その後は半永久的に顔やせ効果が持続すると言われています。BNLSは脂肪細胞自体を溶かす作用があるので、注射を打った部分の脂肪は溶けてなくなります。施術後に暴飲暴食に生活習慣が乱れると、溶けずに体内に残っていた脂肪が膨張しせっかくの顔痩せが台無しになってしまうので気を付けてくださいね。

ボトックス注射の安全性・注意点

ボトックスの注意点として気を付けるべきポイントをまとめました。

  • 注入後2~3週間はフォトフェイシャルを避ける
  • フォトフェイシャルや熱を与える施術を受けることは控えましょう。なぜならボトックス注入箇所に熱を当ててしまうとボトックスが焼失してしまい効果が減少してしまう理由からです。美容医療や自宅用美顔器などの併用にも注意しましょう。

  • 受けられない方
  • ボトックス治療を受けられない方は以下の通りです。
    ・神経・筋接合部異常疾患(重症筋無力症、Eaton-Lambert症候群、筋萎縮性側索硬化症)の方
    ・妊娠中の方
    ・授乳中の方
    ・妊活中の方
    「妊娠する可能性のある女性は、投与中及び最終投与後2回の月経を経るまでは避妊する。」「男性は、投与中及び最終投与後少なくとも3ヶ月は避妊する。」という注意点が挙げられます。
    ・アルブミン過敏症の方
    ・注入部位に感染・炎症のある方

  • ボトックスの種類により効果出方が違う
  • 代表的なボツリヌストキシン製剤はボトックスビスタ、ゼオミン、ニューロノックスの3種類です。
    厚生労働大臣によって使用が承認された日本国が唯一のボトックスビスタ。品質が安定しており、長期繰り返し使用ができるゼオミン。ボトックスのジェネリック(後発薬品)といえるニューロノックス。原産国や値段も違ってきます。薬剤の広がり方や打ちたい部位によっても最適な薬剤がありますので基本、医師の見立てに従うことがおススメです。ちなみに日本ではボトックスビスタを使用しているクリニックが大多数です。

  • 注入量や打ち方で差が出ることも
  • ボトックスは決められた分量、部位別に適正な位置に正確に入れることが肝心です。それができる医師であれば心配はほぼないでしょう。不慣れな場合ですと、効果が出なかったり出過ぎてしまったりすることもあります。日本においては大手クリニックですと実績もありますので初めての方はまずは有名クリニックで受けると良いでしょう。美容医療マニアの方では韓国で施術を行うこともあるかもしれません。そういった場合は安いだけで選ぶのではなく良く情報を仕入れてから判断することです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
BNLSと並んで人気の切らないプチ整形ボトックス。組み合わせ次第でフェイスラインや小鼻のふくらみも解消できることをお伝えしました。
打ってみたくなった方は、まずは人気のクリニックの無料カウンセリングでドクターとじっくり相談してみてくださいね。