FatX(ファトエックス）とは？最新脂肪溶解注射の腫れやBNLSneoと効果の比較してみた！

プチ整形でどこまで顔やせが可能なのか？
せっかくチャレンジするのなら、効果が期待できる施術を選びたいですよね！
そこで、今回は第4世代の脂肪溶解注射として登場したFatX(ファトエックス）にまつわる疑問について一つ一つ答えていきます。BNLS注射との違いやいったいどのくらい効果が続いてくれるのか？そして、施術後どのくらい経過して効果が出てくるのでしょうか。
それから、ダウンタイムや腫れについても長い時間耐えるのは辛いですもんね。

最新顔やせ注射「FatX」と「BNLSneo」どう違うの？

FatX(ファトエックス）とは？
FatXの成分・効果
FatXとBNLSneoの違い
FatXの適応部位
FatXの注入量の目安
FatXのダウンタイム・注意点
FatXについてQ&A
FatXの料金
FatXを扱っているクリニックと症例

FatX(ファトエックス）とは？

2015年に米国FDAで承認された、第4世代の脂肪溶解注射と呼ばれている薬剤です。脂肪細胞膜を破壊し脂肪細胞の数自体を減少させることが可能です。あご下の脂肪を除去して二重あごを解消できるデオキシコール酸を主成分に抗炎症作用などの成分がプラスされています。
デオキシコール酸といえば、BNLSneoにも配合された新成分としても記憶に新しいですよね。

FatXにより破壊された脂肪細胞は4~6週間かけて徐々に減少していきます。薬剤の効果と安全性は10年以上数多くの臨床実験により確認されています。また、脂肪細胞の除去後は皮膚のたるみ防止や肌の弾力を保つこともできます。
今までの脂肪溶解注射と比べて1回での治療効果実感が大きいことが特徴です。顔だけではなく二の腕や太ももといったボディも可能です。

FatXの成分・効果

主成分はデオキシコール酸

【その他の成分】
サラシナショウマ根　抽出物
ツボクサ　抽出物
クチナシ果実　抽出物
フマリア・オフィキナリス（１年草）抽出物
オランダイチゴ草　抽出物
アルギニン（アミノ酸）
ベタイン（アミノ酸）
ラフィノース（オリゴ糖）
イノシトール（ビタミン様物質）
ヒアルロン酸
ヒスチジン（アミノ酸）
グルタミン（アミノ酸）
グリシン（アミノ酸）
リジン（アミノ酸）
システイン（アミノ酸）
カルニチン（ビタミン様物質）

FatXの効果は？

抗浮腫効果、抗炎症効果
血液循環増進
脂肪細胞膜の破壊促進
遊離脂肪酸の吸収促進
体液の循環改善
脂肪細胞の分解誘導

FatXは1回の注射で最大限の効果が得られます。
「数日間腫れても構わないので、一度の施術で最大限の効果が欲しい」という方はとても満足できる施術だと言えます。

FatXとBNLSneoの違い

	FatX	BNLSneo
成分	高濃度デオキシコール酸	植物エキス+デオキシコール酸
注射の間隔	1ヶ月	1~2週間
効果実感	1~2回で実感	2~3回で実感
ダウンタイム	腫れ・赤み・圧痛が約3日間	ほとんどなし
適用部位	まぶたや鼻は不可	まぶたや鼻もOK
脂肪除去後の作用	コラーゲン生成でたるみ予防	特になし

FatXとBNLSneoの違いは？

FatXとBNLSneoの違いはデオキシコール酸の濃度の違いです。FatXは1%でBNLS neoよりたくさん配合されています。そのため、脂肪溶解作用は同量でもFatXの方が高い効果が期待できます。
しかしその分、注入部位に炎症反応を起こしやすいというデメリットがあります。赤み・痛み・腫れ・かゆみなどの症状が数日間起こることがありますのでダウンタイムや腫れがBNLSneoよりも出やすい治療です。
ダウンタイムは我慢するので少ない回数で効果を確実に出したいという方に向いています。逆にダウンタイムを避けたい方はBNLSneoをおすすめします。
▶BNLSneoのリバウンドなし成功体験談
また、FatXはまぶたや鼻などの部位へは注射できません。まぶたや鼻の悩みはやはりBNLSneoが適していると言えます。
FatXは1回で高い効果を得たい方にとってはBESTな施術といえるでしょう。また、もう一つのメリットとしては脂肪除去後に傷を修復する細胞が集まりコラーゲンを作り出すため、新たな脂肪の生成を防ぎ、皮膚のたるみを予防することができます。施術後に弾力のある肌が手に入る点はとても魅力的ですね。

FatXの適応部位

・あご下
・頬下
・フェイスライン
・二の腕
・ブラファット（背中）
・お腹
・ウエスト
・腰
・臀部
・太もも
まぶたや鼻・唇・乳房へは不可です。

FatXの注入量の目安

あご下▶3㏄~6㏄
頬下▶2cc~3㏄
フェイスライン▶4〜6cc
ほうれい線▶2〜3cc
二の腕▶6cc~8㏄
太もも上部▶8㏄~10㏄
バナナロール（お尻と太ももの境目）▶6〜10cc
膝回り▶6〜10cc
腹部・ウエスト▶8〜20cc

FatXのダウンタイム・注意点

注射後の過ごし方

・治療当日のメイク、シャワーは可能です。
・熱感や腫れ等の予防のため、湯船につかることや半身浴、岩盤浴、飲酒は2~3日間控えましょう。
・初期炎症反応と脂肪細胞膜の破壊作用が起こるので、治療後2~3日間は圧痛や浮腫み、腫れ、赤みが生じます。腫れ、熱感がある場合は保冷剤などで患部を冷やすと良いでしょう。
・腫れが引いたら患部を温め軽くマッサージを行うと効果が高まります。
・1~2週間後から治療部位の繊維化やコラーゲン形成にが始まることで少し硬く感じることもあります。